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何かの雑記

FalseIslandに存在するディーン=フォルセウスの中の人が色々と書いているところです。 DK3の放浪の格闘家の中の人にもなりました。
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エピローグ

2期の最後と3期の最初をつなげる何かです。
多分、3期はディーンを使うことになりそうですね。

…気がつくと、そこにいた。

殺風景な部屋で、白いベットに横たわる自分の体。
清潔だけが取り柄な、薬品臭い気が滅入る場所。

そこは、病院だった。


おかしい。
確か俺は…冒険をしていたはずだ。
遺跡の宝を探すための、楽しい冒険を。

もしかして、遺跡に潜む者たちにやられて…強制送還でもされたか?
おかしい、違和感がある…いや、本来あるべき違和感が無い。
濃厚なマナという違和感を感じない。

まさか…ここは、島の外か?

思考の迷宮に迷いこんでいると、心を見透かしたように、後ろから声が聞こえてきた。

「はい、そうですよ、ディーンさん
あなたが遺跡を探索中に、島が閉じましてね…あなたは、その崩壊に巻き込まれて、大怪我をしたのですよ」

突然の声に驚くと、後ろに白衣を着た男がいた…医者だろうか?
だが、今はそんなことは重要ではない…まず聞くべきことは一つ、仲間の安否だった。
ディーンは、あせった。
また、仲間を失うのはごめんだ…と。

「…あなたは、一人で倒れていたそうです。
ですので、お仲間までは…。」

そうか。
まあいい、生きていれば、会えることだってあるだろう。
その時に、改めて再開のあいさつをすればいい。

そういや、眼が覚めたばかりだからか、頭がぼんやりするぜ…これは、本調子になるまで時間がかかるなー。
しょうがねー、ゆっくり休んで、次の冒険に備えよう…時間は、まだあるしな!

そう考えて、ディーンは白衣の男にもう一度寝ることを告げた。

「そうですね、今はゆっくりと休むことです
しばらくしたら、また日常生活に戻れますよ。」

その言葉を聞いて、ディーンは安心して眠りについたのだった。
 



ディーンが完全に眠ったころに、新たな男が入ってきた。
そして、白衣の男たちが声をひそめ……。

「様子はどうだ?」
「大丈夫、一応は成功ですね。」
「そうか、サンプルD-3は問題なしだな?」
「ええ、記憶と戦闘経験の移植には苦労しましたが…まあ、少し動けば取り戻すのは時間の問題でしょうね」
「そうか、1と2の失敗の二の舞はしないようにしないとな、0が残っていれば大丈夫だが…失敗が続けば研究を打ち切られかねん。」
「はい、では…次はもう少し慎重に調整しておきますか。」
「そうしてくれ…そうだ、D-2の処分はどうする?」
「そうですねえ…ミンチほどではありませんが、あれも十分酷いですからねえ…遺体だけでも見つかって幸いでしたよ。
サンプルはいくつかとっておきましたから、もう焼いちゃってください…彼も本望でしょうから」
「わかった、部下に命じておく。
サンプルD-2は焼却処分しろとな」

 To be continue...

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